アイデンティティ戦略
Strategy Design Operation

ブランドコンセプト開発/ステートメント

味の素株式会社

食品・アミノ酸系の日本発世界企業へ_ナンバーワン企業の挑戦「食品から医薬まで」

  • 背景

    “AJINOMOTO”は“食を代表する、おいしさのブランド”として定着していました。しかし、味の素グループは日本のみならず世界で、「アミノ酸」をコアに、調味料「味の素」から、医薬品や香粧品等へとその事業領域を深耕、拡大させており、「食」と併存すべき領域として「健康」が欠かせないものとなっていました。今後の経営戦略において、「食」を代表するブランド価値を大切に継承しつつも、味の素グループのより普遍的な価値観を反映した、世界企業としてのブランド・アイデンティティの構築が要請されていました。

    実行

    2001年、「ブランド委員会」を設置し、企業価値と直結するコーポレートブランド価値を高める視点に立ったブランド戦略の策定・推進を始動。アイデックスは、このブランド戦略の基点となるアイデンティティの策定に参画。各種認識調査や味の素ブランド委員会のステアリングチームとの様々な討議をとおして、再確認作業を行い、「世界の人々に、おいしさのもとと、いのちのもとを」という簡潔なメッセージで構造的に定義しました。そして、ブランドのバイブルとなるアイデンティティブックの編纂をはじめ、味の素グループの果たすべき使命を内外に向けて発信を支援しました。