日本衛星放送(JSB)は、日本初の民間衛星放送であり、有料放送であり、しかも、エンターテイメントに徹した専門放送という、全く新しいコンセプトの放送局として1991年4月に登場しようとしていました。この初づくしの新しい放送局のBI開発の最大の課題は、「放送局のユニークさ、個性を端的に表現し、既存局との差別化をいかにして図るか」であり、そのユニークさを訴求するためには、名称を含むアイデンティティ基本要素の開発が必要不可欠でした。
アイデックスは、ユニークなコミュニケーションネームの開発と個性的なデザイン開発に取り組みました。特に、コミュニケーションネームの開発は、各界のブレーンをはじめとし、海外提携会社であるFITCH社とも連携し、あらゆる角度からネーミング開発を行いました。
“WOWOW”の3つの“W”は、World-Wide-Watching。2つの“WO”は、WonderfuI-Wonder。そして“WOW”は驚き・感動を表す感嘆詞。
このような意味を内包する“WOWOW”は、ロゴマークにおいても世界の文化や情報を新鮮な感動とともに届けたいという意図を個性的に表現しています。
本プロジェクトは、株式会社電通とアイデックスの共同プロジェクトです。