株式会社バンテック(旧社名:横浜輸送)

輸送から物流システム事業へ

  • 背景

    横浜輸送株式会社は、日産自動車の傘のもと自動車生産を支える生産物流を基盤事業として成長、発展を遂げてきました。日産の「下請け」「運び屋さん」との認識が一般的であり、多くの人にとっては無名の企業でした。
    しかし、時代は単に、モノの物理的移動を請け負う時代から、包装、荷役、輸送、保管といった移動と加工、保管に情報を組み合わせ、情報によって制御される付加価値の高い、独自の物流システムによる競争時代へと変わりつつありました。

    実行

    1989年、横浜輸送は物流システムの高度化、情報化により多様な物流ニーズへの対応を図り、日産圏の事業を核としながらも、自主性を高める経営を目指しCI開発計画を導入しました。1990年、横浜輸送は社名を「ヨコユバンテック(1997年10月1日バンテックへ)」と改め、新シンボル「VANTEC」とともに、企業の新たな決意を社会に表明しました。
    「VANTEC」は、VAN(value added network : 付加価値情報網)と技術、技能を表すTECとを組み合せたものです。付加価値の高い物流ネットワークの構築と多様な物流ニーズを満たす技術、能力を兼ね備えることを意図しています。

  • Strategy
    • ・アイデンティティ調査・分析
    • ・ブランドアイデンティティオブジェクティブ(価値規定/コンセプト)
    • ・社名、ブランド名称及び名称体系
    Design
    • ・クリエイティブコンセプト
    • ・ビジュアルアイデンティティ
    • ・デザインシステム
    • ・デザイン管理マニュアル
    Operation
    • ・ブランド管理システム
    • ・CI・ブランド導入アクションプラン
    • ・インターナルコミュニケーションプログラム(教育、浸透)