東京海上日動火災

世界トップクラスの保険グループへ


  • 背景

    東京海上と日動火災は、2002年4月に持株会社ミレアホールディングスの下に経営統合しました。さらに2004年10月、加速する事業環境の変化に適応し、ミレアグループの事業戦略の発展とグループ企業価値の増大をはかるため、「両社の強みを結集した成長戦略の推進」、「事業規模の拡大による効率化の推進」、「ミレアグループ全体のシナジー効果の発揮」を目的として、東京海上・日動火災の 2社が併存する損保事業形態を見直し、新しい経営ビジョンに基づいた合併新会社を設立しました。これにより、世界第8位の規模、国内シェア約25%、国内2位以下を大きく引き離す「東京海上日動」が誕生しました。

  • 実行

    アイデンティティデザイン/シンボルマークの開発
    導入されたシンボルマークは、ダイナミックな螺旋形が、時代を先取りする創造性と発展性を表し、同時に地球とお客様をやさしく包みサポートするイメージを表しています。お客様と共に地球規模で発展、繁栄していきたいという願いと決意をシンボリックに表現したマークで、持株会社であるミレアホールディングスのシンボルマークと色違いの同形状となっています。カラーは、これまでの東京海上、日動火災のコーポレートカラー等を総合的に勘案し、知性・スマートさ・親しみやすさ・未来などのイメージを表すスカイブルーを採用しました。

  • コミュニケーションデザイン/デザインシステムの開発
    デザインシステムは、シンボルマークと新ブランドカラーにより、事務用品、パンフレットからサインに至る全ての媒体に統一性と一貫性のあるイメージを形成し、シンボルマークの螺旋形をモチーフに開発したスパイラルパターンによるデザイン表現を付加することで、東京海上日動独自のイメージを醸成しています。
    社員全員がシンボルマークを旗印に、一丸となって、新たな企業文化の創造を推し進め、世界のリーディングカンパニーを目指します。

    さらに2008年7月、グローバル化へと加速する事業環境に迅速に対応するため、持株会社名をミレアホールディングスから、国内外で高い認知度と評価を得ているブランド「東京海上」を冠した「東京海上ホールディングス」に変更し、シンボルカラーもグリーンからブルーに変更しました。

    本プロジェクトは、株式会社電通のプロデュースのもと、アイデックスはシンボルマークとデザインシステム、およびデザインマニュアルを開発しました。

  • Design
    • ・クリエイティブコンセプト
    • ・ビジュアルアイデンティティ
    • ・デザインシステム
    • ・デザイン管理マニュアル