富士フイルムのロゴは1980年代にその原形が定めらました。 以来26年間にわたり使用してきましたが、この間、写真感光材料事業で培ったコア技術に多彩な技術領域を付加し、メディカル/ライフサイエンス、フラットパネルディスプレイ材料や光学デバイスなど、その事業領域は大きく拡大されました。富士フイルム、富士ゼロックスを傘下に持つ「富士フイルムホールディングス」を中心とする新たなグループ経営体制への移行を機に、さらなる成長にむけての取組みを明確に表し、コーポレートブランドの一層の強化を目指し、2006年社名の変更とともに、新たなコーポレートブランドロゴの導入を行いました。
アイデックスは、富士フイルムデザインセンターとともに協働し、新ブランドロゴデザインに着手しました。新しいロゴは、1980年に制定された赤い6角形のシンボルマークを取り去り、コーポレートブランドの「FUJIFILM」をシンプルに力強く打ち出すデザインとしました。また、ロゴ中央にエッジ感のあるデザインを施し、先端技術へのこだわりを表現したほか、文字の一部に赤色を配し、変革にチャレンジする強い意志を表現しました。
富士フイルムのカラーイメージを牽引してきたブランド資産であるグリーンカラーは、新しい副次デザイン要素のカラーとして継承し、より先進感のあるアドバンスドグリーンを導入しました。富士フイルムは、新しいコーポレートブランドロゴとアドバンスドグリーンを製品、宣伝媒体、サイン、事務用品に統一的に表示し、品質と信頼の証しとしてお客さまに伝えています。