シチズングループは、2003年度中期計画において「個別企業の活力を活かしながら、グループとしての総合力を結集し、世界で戦える競争力を維持強化する」との基本方針のもと、新たなるグループ経営戦略をスタートしました。垂直統合や分社化などを中心とした新しいグループ体制づくりを進め「高付加価値創造型グループヘの転換」を目指しました。
アイデックスは、このグループ経営戦略に資源を与えるブランド戦略構築に参画し、シチズングループのアイデンティティ構築、ブランド体系戦略をはじめとする総合的なブランド・マネジメント・システムの開発を支援しました。
シチズングループは、創立75周年を機に、2005年10月、グループとしてのものづくりを象徴する言葉、Micro HumanTechを、新しいブランドロゴと一体化し、新たなグループ・ブランドロゴマークを制定、発表しました。
ブランドロゴマークデザインは、書体についてはこれまでのイメージを継承し、75年にわたって培ってきたシチズンのものづくりのドメイン、理念、技術を継承、発展させる決意を表わしています。ブルーベルトは信頼感、安心感、クオリティを表す「ものづくり」のステージであるとともに、次代の「ものづくり」を醸成するプラットフォームを表しています。グローラインは人々の期待や希望を「ものづくり」のモチーフとして、そこから新しいカタチを彫り起こし、彫琢するマイスターの技、そしてシチズンブランドの高い理想を表現しています。
この新たな旗印のもと、時計、電子デバイス、電子機器、産業用機械という4大分野に広がる、シチズンの「Micro HumanTech」のものづくりを統一的に訴求し、クオリティ、技術力、開発力に優れるシチズンブランドの求心力と革新力をいっそう高める、新たなブランド戦略を展開しています。